どしゃ降りの土曜の午後は冷酒を

「船乗り」のことの論文や本を書くとしたら、どんなことを調べる?「ラーメン」の一般的な解説なんかだろうか。もしくは、個人的な視点からの見解だろうか。

のめり込んでお喋りする彼と読みかけの本

私は以前から、素肌があまり強くないので、ちょっとしたことでかぶれてしまう。
それに、ボディーシャワーの肌に残ってしまうタイプが気持ち悪い。
でも、真冬は思いっきり乾燥するので、無添加に近いローションを使用する。
愛用中の品のびっくりする点は、価格がとても高く、買うのに勇気がいるところだ。

どしゃ降りの木曜の朝にひっそりと
昔、両親は、娘の私の友人関係に対し、大いに積極性を強いてきた。
一般から遠のいてはダメだ、など。
とても生きづらい時代だったと考える。
授業時間が終了すると、ほぼ毎日偽りの自分をハキハキと母に告げる。
そうすると、嬉しがるのだ。
周囲と目立つと、変わり者。
こんなことだけ思っていた学生時代の私と母親。
気の毒な話だと感じる。

陽の見えない大安の夕方に立ちっぱなしで

少年は真夜中の三時に起きてしまった。
夏休みもすでに2週間くらいたった夏の夜のことだった。
あまりの暑さに深く眠れなかったようだ。
扇風機は部屋の空気を混ぜているだけで、ちっとも涼しいとは思えない。

寝れないし、お腹も減ったので、少年はカレーを作り始めた。
冷蔵庫を漁り、野菜と肉を切って、調理を始めた。
空が白んできた頃、少年の家からは、芳ばしいカレーのいい香りが広がっていた。

のめり込んで踊る姉妹と壊れた自動販売機
村上春樹の作品が好きだと、周りの人々の感想を教えてもらって、読んだのがノルウェイの森だ。
この本は、日本だけでなく海外でもたくさんの人に読まれ、松山ケンイチ主演での映画も公開された。
彼の話は、面白く、サクサクと読めてしまう所が良いと思う。
直子と緑との狭間でゆれる、主人公のワタナベは、まるで生死の間でゆれているように感じる。
その課題を取って読んでも緑も直子も魅力があると思う。
他にも、キズキや永沢さんやレイコさんというスパイスが加わる。
全員魅力的で一風変わっていて陰の部分を持ちあわせている。
学生時代に読んだ作品だが、読みたいと思い、ページをめくったことが何回かある作品。
主人公のワタナベは直子に、お願いをふたつ聞いてほしいと頼まれみっつ聞くと答える。
素敵な返しだなと思ったところ。
なので、直子がうらやましいと思った。

夢中で熱弁する友達と草原

知佳子とNYのAbercrombieに入店した。
私はここのカジュアルなデザインが気に入っている。
それに、入った時の薄暗さと、この香りが。
3時間程うろうろして、Abercrombie & Fitchを出た。
すると、私は道をふさいでいたので、ごめんなさい!と言い振り返る。
見ると、店内にいた男性。
笑いながら、ありがとう、など言っていた。
注目したのは、その荷物。
アバクロンビーでどんだけ購入したの?と疑問が生まれた。
そして、スターバックスでちかことそのお兄さんの職業予測で話が弾んだ。
答えは謎だけど。

喜んで走る父さんと花粉症
家の近くのスーパーマーケットで夕食の買い物をしていた。
冷凍食品部門でドリアを探していた。
物色していたら、ハングルで表記されている箱を探し出した。
良く見て確認すると、韓国のおもち、トッポギだった。
最近、釜山へ遊びに行ったときに、何回も韓国まで旅している友人にごり押しされたトッポギ。
日本で冷食として、屋台のトッポギが売られているなんて、心外だった。

陽気に歌うあいつと突風

会社員だったころ、会社を辞めるチャンスがやってこなかった。
かなり辞めたかったわけではないから。
働く情熱がないのかもしれない。
しかし、ある日、熱意を込めて今月で辞職すると口にした。
そんな日に限り、いつもは少しばかり怖いと思っていたKさんが、こっちに向かってきた。
話の中で、自分の気持ちを知る余地もないKさんが「この仕事、しんどいよね。君はもうちょい続くよ」と言ってきた。
不甲斐なさで泣きそうになった。
このことから、会社の帰りに、会社に辞めることを無かったことにしてもらった。

陽の見えない月曜の深夜は窓から
今日の夜は一家そろって外食なので、少年はウキウキワクワクしていた。
何を食べようかな、と夜が待ち遠しくて、いろいろとシミュレーションしていた。
カレーやハンバーグ、春巻きやシュウマイ、なんてメニュー表にはどんな料理があるのかも楽しみだった。
今回は近所にあるファミレスだ。
お父さんが運転している車はじきにお店に到着する頃だ。
お母さんは助手席から外の景色を見ている。
お姉ちゃんは後部座席で、週刊誌をパラパラめくっている。
少年は車から飛び降りると、喜び勇んで入り口を開けて皆が来るのを待った。

息もつかさず体操する先生と横殴りの雪

お盆が近づいて、とうろう流しなどの催し物がほど近くで実施されている。
近所のイベント会場では、竹やすだれで制作されたとうろうが並べられていた。
ほど近くのイベント会場では、晩に電気の照明はついてなくて、とうろうの明かりだけなのは、大変素敵だった。
竹や木の中で明かりが輝いていて、繊細な灯りになっていた。
きめ細かい輝きが周辺の樹々を照射していてすごく素敵だった。

雲の無い休日の夕暮れに足を伸ばして
梅雨もようやく明け、今日セミが鳴き出してたのを聞いて、少年は「今年も夏になったなぁ。」と思った。
夏休みが始まる前の日曜の午前中、少年は縁側でアイスを食べていた。
軒下では風鈴がときどき小気味いい音を立てていた。
朝から暑い日で、日光が少年の座った足を焦がしていた。
少年は半ズボンだった。
汗がほっぺたを伝って流れ、アイスも溶けて垂れてきた。
少年は、近所の屋外プールのオープンに期待していた。


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