陽気に踊る姉ちゃんと履きつぶした靴

「猟師」が好きな人もいれば、嫌いという人もいるだろう。なにも思わない人だって。君が思う「危険」はどうだろう?

前のめりで話すあの人と電子レンジ

作家である江國香織の小説に出る主役は、どこかクレイジーだ。
例えば、東京タワーの詩史。
あと、スイートリトルライズの瑠璃子。
もう一つ上げると、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國香織の持っている部分を、極端にして表現した結果なのだろうか。
心からクレイジーなのが、神様のボートの葉子だ。
もしかすると迎えに来るかもしれないあのひとのために、色々な街に引っ越しをする。
あのひとを忘れないで、再び会えると確信して。
最後には「ママは現実を生きていない」と、娘に告げられるが、彼女にはいまいちピンとこない。
この部分が、この文庫本の一番クレイジーな見せ場だ。
私はウエハースの椅子にはあまり座りたくないけれど、神様のボートには乗りたい。
江國香織さんの書く、クレイジーだけど可愛くてちょっと病んだヒロインが大大大好きだ。

風の強い休日の深夜は微笑んで
仕事場で着用するパンツスーツを購入しに行った。
コムサでモードとかフォーマルなショップもいいな〜と悩んだけれどギャルショップも悪くないと思う。
若々しくて活発な女性向けのショッピングビルでピタッとしたファッションが多数。
金額はテナントによって差があるのはもちろんだが、全体的にお手頃。
そこで、スーツを探していたが、細身の物が多く置かれていた。
着てみると、少しはあか抜けているように見えるような気がする。
良いスーツ選びができて、とてもラッキーだった。

気持ち良さそうにダンスする姉ちゃんとわたし

普段、仕事や家の事に追われて、そこまで空いた時間が持てない。
少しの時間が手に入っても、自然に次やるべき仕事のスケジュールなど、何かしらの詳細が頭の隅にある。
そんな状態で丸一日など休みがもらえると、かなり喜ばしい。
さて、この少しだけ空いた時間をどんなふうに使おうかと。
結局ほとんどが、あれもしたい、これしたい、という願望のみが募り、全部は達成できない。
そして私は行動が遅いので、考えているうちに一日が経過。
時は金なり、なんて本当に明確だと感じる。

そよ風の吹く仏滅の深夜に外へ
晩酌などの酒のお供に、カロリーが低く健康に良い食材を!と考えている。
ロングヒットなおつまみは焼いた葱。
それ以前はサバ。
で、直近ではウナギだけれど、高いのであきらめた。
そして、新しいメニューを考え出した。
パック入りの100円しないくらいのエリンギ。
小さく切って、ごま油で炒めて、みりんと塩コショウを少々ふりかけて味付た物。
大分お金は低め、KCALも低い気がしませんか。

雲の無い平日の午後に読書を

結構昔、見たことのあるシネマが、「ビフォアーサンライズ」といって、日本名は恋人までの距離という。
父に、「感動の作品だよ」と一押しだった物語だ。
旅の途中の列車の中で初めて会ったアメリカ出身の、イーサン・ホーク演じるジェシーと、フランス出身の、ジュディー・デルピー演じるセリーヌはちょっとだけオーストリアを旅するストーリーだ。
この変わっている所は、これというハプニングや盛り上がりとか、組まれていないところ。
会ったばかりの一組の男女は、過去の恋、それに、生きる事や死ぬことなどについてひたむきに話し合う。
観賞した時中学生だった私は、分からないことが多く、子どもで、退屈しながら見た映画だった。
十数年が経過し昨日、偶然ツタヤで見つけて、懐かしく思い借りて再び見たところひたすら心に響いた。
好きなのは、レコード屋でケイス・ブルームのカムヒアを聞きながら視線を投げあうところ。
2人とも帰国がやってきて、つまり、サヨナラのシーン、そこでエンドを迎える。
その時期はわからなかったこの内容、時を隔てて見てみると、すこしまたく違う見方になるのかもしれない。
それから、2人がレコードショップで聞いていたCDを、AMAZONで見つけて聞いている。

どんよりした月曜の夜はお酒を
太宰治の、斜陽は、休みなく読みやすいと思う。
戦時中は華族の御嬢さんだったかず子が、誰にも負けない女性に変身する。
読んでいて素晴らしいと思わずにいられなかった私。
この女性のように、誰にも負けない気の強さと、固い自我が戦争が終わったこの頃は必要だったのだろう。
彼女の都合は置いておいて、不倫相手の小説家の家内からするとうざいだろうと思える。

天気の良い水曜の夜にビールを

知佳子はAさんが大好きらしい。
Aさんも知佳子の事を可愛がっている。
彼が出張に行くときは、知佳子も連れて行ってもらっているし、つい最近は私も一晩だけ同行させてもらった。
Aさんも知佳子も私の事を同じ名前で呼びかけるし、何をするにも、まず私に質問してくれる。
なんだか気にかけてくれているような感じがしてかなり雰囲気が良いと思った。

目を閉じて踊るあなたと濡れたTシャツ
個人的に、嗜好や好みが存在すると思っているけれど、それをリサーチするのが好き。
友人に問いかけてみたところ、金、スベスベの下着、母のことが好きで仕方ないとの事。
その上、異性の血管の浮いた手の甲。
それと、スペイン語の巻き舌。
自分には理解できない。
屋台のリンゴ飴、肌に直接薄手のニット、アバクロの香水、ハスキーボイスの男女が好きだと、伝えた。
同じように理解不能だとの事だった。
まさにこれは、フェチという言葉がぴったりだという。

雨が降る平日の夜はカクテルを

そそられなかったけれど、筋トレもある程度でも取り組まなくてはと近頃思った。
仕事内容が異なるものになったからか、今日この頃、体力仕事がとっても減り、体脂肪がとても上がった。
それに加えて、30歳になったのもあるかもしれないけれど、おなかに脂肪が醜くついていて、たいそうみっともない。
多少でも、走らないとだめだ。

怒って大声を出す弟とよく冷えたビール
石田衣良さんという小説家に魅せられたのは、愛のマンションで。
愛がいない部屋というタイトルの短編が納められた小説が彼女の部屋に置いてあったから。
古里の福島の愛ちゃんのお母さんが読破して、その後米や果物と一緒に箱詰めにして宅配便で送ってくれたらしい。
その頃はまだそこまで世に知れていなかった石田衣良。
彼女は普段手記やビジネス、雑誌などは読む。
だけど、いわゆるストーリーものは読む気がしないそうで、この本を私にくれた。
彼女の母親は何を思いながら、愛がいない部屋を手に取ったのだろう。


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